日本の神様に関する精神世界(
〃
⌒ー⌒
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プチウケ古事記 海幸彦/山幸彦
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雪州の足跡
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プチウケ古事記
海幸彦
(
うみさちひこ
)
/
山幸彦
(
やまさちひこ
)
・・・ウミサチヒコは毎日海で魚を釣り、ヤマサチヒコもまた毎日山で弓を使って獲物を得ていました。
ある日二人は、各々の仕事を終えるとバッタリと出会いました。
『では今日も
父神
(
ちちがみ
)
であるニニギノミコトに獲物を届けようか・・・(^^)』
『う〜ん(^^; ウミサチ兄ちゃん、僕ら毎日同じ事の繰り返しばかりしてない?(゜゜)』
『ねえ、兄ちゃん! たまには道具や狩猟場所を取り替えっこしてみない?
〜(m~-~)σ""』
『それはマズイだろ・・・。 名前だって海幸、山幸って決まってるんだし・・・
(;¬_¬)
』
『兄ちゃん、真面目はいいけど、生活に刺激がないと犯罪に走るようになるかもよ?』
『おまえの発想自体が犯罪な時代だけどな・・・
(;¬_¬)
』
『ねぇ〜!いいじゃんよぉ〜 \(>o<)/ 』
『・・・ったく・・・うるさいなぁ〜・・・明日一度だけだぞ・・・ヽ(  ̄д ̄;)ノ 』
・・・という訳でウミサチヒコは山で猟を・・・獲物捕れず・・・(^^;
ヤマサチヒコは海で漁を・・・ゴミしか釣れず・・・(^^;
『ヤマサチ、こっちは収穫無しだ! やはり慣れた道具でないとダメだな・・・』
『そ、そうですね・・・(((((-_-)』
『さぁ、弓と矢を返すから、私の釣り竿を返してくれ!』
『じ、実はそれがその・・・(-_-;)』
『なにぃ〜!!! ..・ヾ(。><)シ 無くしただとぉ〜! !Σ(▼□▼メ) 』
『ご、ごめんなさい・・・( ̄_ ̄|||) 』
『ごめんで済むか! だから言わんこっちゃない!あれは大事な釣り針だ!』
『絶対に返して貰うからな! 探して来い!』
『そんなこと言われても、魚が海の底まで持って行っちゃったんだからしようがないよぉ〜 (>v<)』
『変わりに僕の剣をあげるから、これで釣り針を造ろうよ・・・。(((((っ-_-)っ ソロリ ソロリ 』
『ダメだぁ〜!!! あの釣り針でないとダメだ!! 探して来い!』
ヤマサチヒコは
為
(
な
)
す
術
(
すべ
)
もなく、泣きながら海へ向かいました。。。
しかし、向かったところでこの
大海原
(
おおうなばら
)
で見つかる訳もなく、岩に腰を下ろしうずくまって泣きました。
すると大きな亀に乗った仙人が海の中から出て来て、ヤマサチヒコに訪ねました。
『何を泣いておるのだ? 天の神の子よ・・・(^^;』
『あっ、あなたは潮の流れを司る、
塩椎神
(
しほつちのかみ
)
ですね? (T_T)』
『実は・・・こうこうこういう訳で・・・』
『なるほど・・・』
なんでやねん(^^;
『釣り針は知らんなぁ〜・・・ これを貸してやるから自分で探しに行くがよい・・・』
『じゃんじゃじゃ〜ん! この潜水艇はの、 日本沈没という映画から借りて・・・』
ちっが〜〜〜〜〜う! (ノ-o-)ノ
『この
勝間
(
かつま
)
の
小舟
(
おぶね
)
に乗って行きなはれ。 (^∇^ ) 』
『海の底に
海神宮
(
わたつみのかみのみや
)
という、美しい御殿があるからそこで訪ねてみなはれ。。。』
『ありがとう。 (  ̄ー ̄)人(^∇^ )』
ヤマサチヒコは勝間の小舟に乗ってゴボゴボと潜って往きました。
山しか知らなかったヤマサチヒコにとっては海の美しさに瞳を奪われるばかりでした。
暫く探索していると壮大で
煌
(
きら
)
びやかな御殿を見つけました。
まぁ、
竜宮城
(
りゅうぐうじょう
)
と重なるよね・・・(  ̄ー ̄)
竜宮城が出て来るのは万葉集だけど・・・___ψ(‥ ) カキカキ
御殿に辿り着いたヤマサチヒコは潜水艇から出て、
桂
(
かつら
)
の木の上に座りました。
海神宮の女達がヤマサチヒコを見つけて大騒ぎになりました。
『姫様! 大変です。!』
『何事です! そんなに慌てて・・・(^^;』
『井戸に水を
汲
(
く
)
みに行ったところ、桂の木の上にとても
凛々
(
りり
)
しく若い男性がいらっしゃいました。(^^;』
『若い男性が?』
姫は
待女
(
じじょ
)
と一緒に見に往きました。
何か・・・予感が・・・
(;¬_¬)
お互いに目が合った途端に・・・ポッと頬を赤く染めました。。。
やはり・・・
(;¬_¬)
『どちらからいらっしゃったかは存じませんが、この海神宮の主である父の元へ案内いたします。』
そんなこんなで・・・
またか・・・
(;¬_¬)
『父神なる海の大神様、地上から
貴
(
とうと
)
いお方がお見えになりました。』
『ど、どうもおじゃまします・・・(^^;』
『おお、これはこれは!このお方は高天原から降りて来られた
大空命
(
おおぞらのみこと
)
ではないか。』
『
貴人
(
きじん
)
じゃ! 粗相のないように、アシカの敷皮を八枚敷くのだ!』
『お供物もじゃ!』
ヤマサチヒコはどら焼きのように積み上げられたアシカの敷皮の上に座り、海の幸もてんこ盛りに並べられて恐縮していました。
すると海の
大神
(
おおかみ
)
がワシの娘も貰ってくれと言い出しました。
『ワシの娘、
豊玉姫
(
とよたまびめ
)
です。結婚してどうぞいつまでもこの海の世界でお暮らしを・・・』
ヤマサチヒコは毎日続く豪勢な宴会と、トヨタマビメとの グヘヘヘ( ̄Θ ̄) で楽しく暮らしていました。
しかし、ある日のピロートーク時にヤマサチヒコは ハッ としました。
(((((っ−_−)っ ソロリ ソロリ
『こうしていたいのは山々?いや海々?( ̄□ ̄;) だけど、そうもしていられないんだっけ・・・』
『どうしたの?』
『実は・・・こうこうこうで・・・(^^; 兄ちゃんの大事な釣り針を探しに来たんだ・・・( ̄_ ̄|||) 』
『・・・。』
姫は思っていました。。。釣り針を探してきてあげるのは簡単だけど、もし釣り針が見つかったら、愛しい人は地上に戻ってもう会えなくなってしまうかも・・・と。
しかし、こんなに
塞
(
ふさ
)
ぎ込んでいるのを見ていてもツライ姫であった・・・。
___ψ(‥ ) カキカキ
しかたないわ・・・ということで、その事を父に話しました。
海の大神は、イルカ、シャチ、タコ、カメ、フグ、アンコウ、サメ、カニ、エビらを集め、問いました。
『お前達の中で釣り針を奪った者はおらんか?』
タコが長い手をあげて発言しました。
『大神様! 確かタイが
咽
(
のど
)
に何か刺さって痛いとぼやいておりましたが・・・』
・・・ということで、大神はタイを呼び寄せると ア〜ン とさせました。(^^)
『やはりおぬしか・・・(笑)誰か歯医者を呼ぶのじゃ! 』
は〜い、タイさんお口開けてくださいね・・・
痛かったら右のヒレをジタバタさせてくださいねぇ〜(^^)v
グギギ・・ググギ
アイタタタ・・・ジタバタジタバタ..・ヾ(。><)シ ぎょぇぇぇ
は〜い!ジタバタしないでもう少し我慢してくださいねぇ〜(^^)v
だったら言うんじゃねぇ〜〜〜!
オリャー!!(ノ-o-)ノ⌒┳ ┫┻┣
よくある話・・・( ̄_ ̄|||)
それからどーした? ___ψ(‥ ) カキカキ
『えっ?! 釣り針が見つかったって!』
『そうじゃ、この釣り針が兄君の物であることは、この様に指で
摘
(
つま
)
んだだけで
波動
(
はどう
)
でわかります。』
『しかもそれ以上のこともわかる・・・。』
『・・・と言うと?』
『兄君は嫉妬深くて意地悪で、やがて災難を振りかけてくるでしょうな・・・。』
『えっ?! ( ̄_ ̄|||) 』
『それでも地上へ帰られるんですの?』
『やはり・・・釣り針を探して返すという約束ですから・・・(^^;』
『・・・・・。』
『しようがない・・・では、これを返す時には後ろ向きになり、こう
唱
(
とな
)
えながらになさいな。』
『この針はぼんやり針
乱暴針
(
らんぼうばり
)
貧乏針
(
びんぼうばり
)
間抜
(
まぬ
)
け
針
(
ばり
)
』
『え!( ̄Θ ̄;) 』
『そうすれば、災いから逃れられますよ。』
『しかし・・・それでもまだ兄君が意地悪をするようでしたらこれを・・・』
『・・・
塩盈珠
(
しおみつたま
)
と、
塩乾珠
(
しおふるたま
)
?』
『塩盈珠には海の水を呼ぶ力、塩乾珠には海の水を引かせる力があるのです。』
『そのことをお忘れなきよう・・・。』
『それでは・・・さみしくなりますが、大空命様・・・どうか私をお忘れなく・・・(T_T)』
『もちろんだとも・・・(T_T)』
ぶちゅぅ〜・・・レロレロ
( ̄Θ ̄) ムチュゥ〜
まぁ、不謹慎な・・・( ̄_ ̄|||)
ヤマサチヒコは勝間の小舟を数匹のサメに引っ張ってもらって帰っていきました。
どんぶらこ どんぶらこ ((^∇^ )
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(
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