神社とは、元来神社と読むのが正式で、太古の時代の読み方が一般的に神社と読まれる様になった知られざる秘密が古神道の旧事記に記されています。
現代で神社と言えば必ず社という形を持った存在ですが、本来は人間が立ち入ることができないような山を初めとする自然を神々とし、その禁足地の手前で祭壇を設置したり臨時の拝殿を設けて祭事を行うというものでした。
村々を含めて氏神さんと呼ばれる小さな社が日本中の地域に設けられていますが、古くは自然災害や知らない者が村に入ってきて、揉め事の元や疫病といった災いを持ち込まないように願うと共に、結界を張る為でした。
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